砂糖の歴史
砂糖の始まり(甘庶糖)
砂糖の造りの始まりは紀元前5世紀にインドでサトウキビの茎から人工の蜜として砂糖をとったという記録があります、
それが砂糖の始まりとして記録に残っている最古の記録です。
もちろん、その頃の砂糖は現在の精製された白砂糖の状態ではなく、黒砂糖に近いような形状ではなかったと思われます。
その後、砂糖はアレクサンダー大王ノインド遠征(紀元前327~325)によってヨーロッパに知られ、
それから、近東諸国、ペルシャ、中国などでもサトウキビが栽培されるようになったと言われています。
沖縄のサトウキビ栽培も古くから交易があった中国からはいってきたと思われます。
1150年頃ポルトガル船が東洋からサトウキビを持ち帰り、エジプト、スペイン等に伝え、さらにコロンブスが第二回航路の時、
カナリア諸島からサトウキビの苗を西インド諸島へ移植しましたことがキューバ及びハワイの製糖業のきっかけです。
てんさい糖のはじまり
サトウダイコンから作るてんさい糖の歴史はサトウキビから作る甘庶糖にくらべると非常に浅く、1747年プロイセンのマルグラフによって、
テンサイ(サトウダイコン)から砂糖を造る方法が報告された。
1795年には工業的に生産されるようになりましたが、当初はサトウkビから造る甘庶糖に価格で競争できませんでしたが、
1806年ナポレオンの大陸封鎖令で甘庶糖の輸入ができなくなったヨーロッパで政府の保護のもとテンサイ糖業が盛んになり、
南・北アメリカなどでも盛ん栽培されるようになりました。
日本の砂糖の始まり
日本に砂糖が伝わったのは西暦紀元753年、孝謙天皇のときで、唐のお坊さんの鑑真が朝廷への献上品として黒砂糖を持参
したのが始まりといわれています。
平安・室町時代になるとポルトガル人らによってもちこまれるようになったが、当時は貴族や上流武家階級の口にしかはいらず、
それも薬や嗜好品として珍重せれていました。
日本でサトウキビが初めて栽培されたのは1600年頃、奄美大島の人が南シナ海に漂流してその苗を手に入れ、製糖方法を
習得して帰国し製造したのが始まりというふうにいわれていますが、別の説もあり、確かではありません。
その後、17世紀後半に平賀源内らによて和三盆糖の製造技術が開発され国産砂糖の商品化は成功します。
しかしその後、安価な輸入品が入ってくるようになり、国内の製糖業は衰えていきました。
現在では沖縄と鹿児島で甘庶糖、北海道と東北の北部でテンサイ糖が製造されていますが、生産量は日本の砂糖消費量から
すると極く僅かの量です。
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代表者名 | 仲宗根 聡 (ナカソネ サトシ) |
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