食物繊維は健康になぜいいの？

食物繊維の健康効果として良くしらてているのが、便秘予防効果ですが、

その他にも血糖値上昇を抑える効果や血液中のコレステロール値を下げるなどの多くの多くの健康効果が明らかにされています。

食物繊維はゴボウなどの繊維状のものとおもわれますが、納豆のネバネバしたものや水にと溶けてサラサラした状態のものもあり、その形状さまざまです。

たんぱく質や脂質、炭水化物などの栄養成分は消化酵素によって分解され体ににとりこまれていきますが、食物繊維は消化酵素に分解されないで、小腸を通過して大腸に届き、そこで私達の体のために働いてくれる成分なのです。

 

食物繊維は先ず便の体積を増やし便通をよくしてくれます。

そして、大腸内の環境を改善しビフィズス菌や乳酸菌などの腸内細菌を増やしてくれます。

 

我々の健康に欠かせない食物繊維ですが、近年、日本人は食生活の変化によって食物繊維が不足していることが、厚生労働省の調べで報告されています。

1950年頃には一人あたり一日20gを超えていましたが、穀類・いも類・豆類の摂取量の減少に伴い、低下しています。最近の報告によれば平均摂取量は一日あたり14g前後と約3分の２ほどに減少しています。

 

食物繊維は肉類や魚介類には含まれていないので、植物由来のもので取るしかありません。

 

食物繊維多い食べ物

野菜

大根、ゴボウ、モロヘイヤ、グリーンピース、パセリ、枝豆、ほうれん草

海草

ひじき、わかめ、昆布

穀類

玄米、ライ麦粉、ライ麦パン、そば、うどん

果物

かき、イチジク、アボガドロ、プルーン、りんご

豆類

いんげん、大豆、あづき、えんどう

キノコ類

きくらげ、しいたけ、なめこ、しめじ

粉物

さとうきびパウダー、ライ麦粉、きな粉、オートミール

 

 

サトウキビの搾りカス＜バカス＞は食物繊維がゴボウの何と１５倍

沖縄では基幹作物としてサトウキビが各地で栽培されていて、沖縄の畑の半分の面積がさとうきび畑です。

春と夏に植え付けされるサトウキビは１年から１年半の生育期間を経て、12月後半から3月末までの収穫され、

その大半が先ずは地元の製糖工場に搬入され、砂糖の原料となる粗糖に加工されます。

製糖工場では先ずサトウキビを圧搾してサトウキビの汁をとりだし、粗糖をつくるのですが、

その時にカスとして出るのが搾りカスのバカスです。

バカスは有機肥料として農家に利用されていますが、最近、このバカスの効能、特に食物繊維が注目され、

パウダー状の商品も開発され販売されています。

 

サトウキビの搾りカス＜バカス＞の健康効果

バカスの健康効果はなんと言っても食物繊維です。

パウダースプーン１杯分レタス１個、食物繊維が多いことで知られて食品ゴボウの１５倍もあるんです。

食物繊維含有量１００ｇ当たり

バカスプダー　８８ｇ

ゴボウ　　　　５．７ｇ

レタス　　　　１．１ｇ

バカスパウダーは１００ｇ中何と８８ｇが食物繊維です。

 

当店の黒糖も食物繊維が豊富　その訳

当店は契約農家さんから直接サトウキビを買い取り、サトウキビを圧搾から製糖、販売までを一貫して行っております。

圧搾すると絞り汁と搾りカス（バカス）に分離されますが、絞り汁にろ過する網をとおりぬける細かい粉のバカスがふくまれます。

当店の全て商品はそのバカスを含んだサトウキビ汁を主な原料製造としておりますので、当店の全商品に食物繊維が豊富にふくまれております。

 

契約農家の照屋さん

 

 

 

サトウキビ搾り汁